本。
それもありとあらゆる日本語の本を読んでいて「カー、面倒くせえ」と思わず悪態をつくのは読めない漢字が登場するときである。
フリガナでも振ってあればいいけれど手間の関係かやたらと画数の多い熟語でさえふりがなはない。
「昔の人は読めたんだ」
とか
「漢字くらい勉強しておけ」
という議論はほぼナンセンスである。はじめて見る漢字を読める人間などいるわけがない。
漢文ライクな文章が無くなっている現在ではそもそも漢字が使われる場所が少ない。
逆にPCなどの操作系を含めアルファベット表記に接する機会はかなり増えており、
「あんたそういうけれどこの単語読めるの?
BIOSってなんて発音するかわかる?」
と聞いてみたいものだ。
とはいえ漢字が読めないのはシャクなのでいつも電子辞書の漢和辞典を引くのだがこれがやたらとめんどくさい。
目当ての漢字を探すのに延々と時間がかかる。
こんなものはDSのような手書きインターフェイスで入力して
認識→ターゲットページ
という流れの方がいいに決まっている。しかし、こうした商品はいまだ出会ったことがない。
ATOKなどには手書きインターフェイスに似たようなものも装備されてはいるが使い勝手は全くよくない。
というわけで僕がいま猛烈に欲しいものNo.10くらいにあるのが
「DSライクなインプットメソッドを持った広辞苑&漢和辞典」
である。これがあったら日本人外国人を問わず日本語の学習効率がかなりアップすると思うのだがどうだろう?
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