神田「みますや」の衝撃 これは居酒屋というよりも文化財である

筑波の産総研でのハードな一日の後、我が師、アライさんに電話で場所をきき神田は「みますや」を訪れた。
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この店、数年前に師匠のアライさんに連れてきていただいて以来である。先回は遅い時間に訪れたため場所がはっきりしなかった。秋葉原でアライ師匠に電話で場所をお聞きし、ヤサカさんと訪問。上記写真の雰囲気からしていい感じである。
中は外観とマッチした素晴らしい雰囲気である。
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こんな感じで映画に出てきそうな日本の飲み屋である。料理、接客ともに素晴らしい。
このパフォーマンスは都内のベスト5に余裕でランクインする。
山利喜を押す人が多いが、僕はこちらの「みますや」の方が接客、料理の質、雰囲気、全てにおいて2階級くらい上だと思う。それくらいいい店である。これは文化財といってもいい。
沖縄のキッペイに見せてあげたいと思って店内の雰囲気がわかるように上記の写真を撮ってもらった。
次回は是非連れてきたい。
門仲の「魚三」もいいが魚で売る「魚三」とは別方向なUSPの「みますや」を僕は押したい。
何せ魚三と違って接客がいい。
「みますや」と言えば「馬刺し」なのだが昨日は焼き鳥に感動した。
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高級店の味とは異なる「旨さ」がそこには凝縮されていた。
蕎麦屋のつまみにも通じるコクのある旨みといったらいいのだろうか。
至福の時間である。
その他、ほぼ全てが「美味しい」。
途中から写真など面倒でやっていられなくなってしまった。
美味しいものを食べるとき、人は優しくなるのである。
というわけでいい仕事をしたければ豊かな時間を過ごすのが一番だな、と思った。
うちの父と再訪を誓った。

話は変わるが、昨日ちらっとみた手塚治虫氏のドキュメンタリーで彼は50歳を過ぎても3日間で3時間の仮眠を取るというハードな生活であったことを知った。

自分は眠らないとパフォーマンスが下がるので睡眠時間を少なくしたいというモチベーションはないし、そうした苦行系のパフォーマンスを実行することに興味もない。しかし、手塚氏のあの集中力には感銘を受けた。あそこには確かにマンガの神の姿があった。

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