プロフェッショナル・仕事の流儀 信じる力が人を動かす〜経営者・星野佳路〜

どうかなー、と思って録画を観たのだが

「面白い」

この一言である。この星野さんという方のマネジメントのスタイルがいい。「人の能力の活性化」
を基盤にした組織マネジメントのこのスタイルはスゴイと思った。

ウェブサービスと似ていて、正解みたいにカチっとしたサービスはあまり成功しない。

バグや穴だらけでも、使う人がアソビマインドで予想しないサービスの使い方を探してしまうようなそういうサービスの方が面白い。

あたりまえといったらあたりまえなんだけれど、人にとって最高のエンターテイメントは自分の能力がドライブしていく時である。
感覚のドライブ感といったらいいのだろうか。

与えられた情報や環境を消費することで得られる悦びには上限がある。しかし、
不確定性の宇宙に自分から能動的に関わることで浮かび上がってくる楽しさには限界がない。

恋愛なんかも似ていて、知らない人や事を知ることの面白さ(面白いという言い方は不適切なんだろうけど)に人はあらがえない。
これは情報に対する人の本能的な反応なのである。

というわけで、話はふくらんでしまったのだが昨夜の「プロフェッショナル仕事の流儀」
はビジネスエンターテイメントコンテンツとしてべらぼうに面白かった。架空のドラマではなく現実世界をドラマ的に描くあの編集がスゴイのだ
(ニュージャーナリズムの手法みたいだな)。

プロフェッショナル 仕事の流儀 

第1回「信じる力が人を動かす〜経営者・星野佳路〜」

ちなみに上記の番組、佐藤可志和氏の回も面白かった。
ドラマの持って生き方が若干プロジェクトXなソナタ形式の定番構造でもあるのだが、この手の型にあらがうのは難しく、
どうしても反応してしまう。

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