昨日、「Forbes」を衝動買いしてしまったのにはもうひとつ理由があった。
それが
「ライフストロー」
である。
立ち読みしていて、上記の写真をみた瞬間に
「これは!?」
と思ったのであった。
ライフストローはベスターガード・フランドセン社(スイス)が提供する特殊樹脂でつくられたストロー型浄水器である。
主に発展途上国など水道の整備が遅れている地域での飲料水摂取用途に使われる。
写真では子供達が川の水をライフストローを使って飲んでいる。
ストロー無しで水を飲んだ場合、
サルモネラ菌やブドウ球菌の危険にさらされるがライフストローを使えば内臓されたフィルターが最小15ミクロンまでの不純物を濾過し、
活性炭素で寄生虫を殺菌する。
このような商品を作ろうというその姿勢に僕は強くひかれた。
ヒューマニズムという感覚ではなく「企画」「プランニング」という観点からこのデザイン、用途、利用している写真に「オヤ?!」
を感じずにはいられなかった。これぞ企画の教科書である。
企画というとTVのバラエティや雑誌の企画を思い浮かべがちだが僕にとっての企画のイメージはライフストローのようにそれまで脳の中にあったイメージをグワンと揺り動かし、
「ン?なんだこれ?」と思わせた上で「なんかいいなあ」という感覚を与えてくれるものである。
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